いま僕たちに何ができるだろう


ああ、SMAPだなあ。
そう思ったらすごく安心しました。


始まるまで、どんな放送になるのかわからなかったし、無駄に感動を煽ったり悲惨な映像を流すようなものだったらやだなあと思ってました。生放送でこんな状況で言葉選びも難しいし、何かあったら責任も大きい。でも、批判されること覚悟で生放送に踏み切ったSMAPは本当にSMAPらしくてステキだった。


SMAPはいつものSMAPでした。堅い感じもあったけど、フリートークもVTRも過剰じゃない仕上がりになっていたし、いつものSMAPだった。テキパキ仕切る中居くん、話がやたら長い木村さん、口数は少ないけど話をキュッとまとめる吾郎ちゃん、思ったことや意見をきちんと話すつよぽん、終始涙目の慎吾。慎吾もだけど木村さんも涙こらえてた。


いつもふざけて雲の上の存在とか言ってるけど、それぞれが今の状況に対して戸惑いがあり、不安があり、それを素直に話す姿が、「ああ私たちと一緒なんだ、この人たちも悩んでるんだ」ってわかって安心した。SMAPは普通の人間なんだよね。もう偽善だとか言ってる場合じゃない、バラエティは不謹慎なのではないか、と。タレントとして何ができるのか、その答えはつよぽんの読んだメッセージにあった。「SMAPはいっぱいテレビに出て、歌を歌って、人々の元気が出るようにしてください」。そうだよね。私もそうだし、きっとそれで元気になる人がたくさんいるよね。それがSMAPのできることだと思う。
慎吾がFAXを読んで、もうほとんど泣いていて。それでも卒業式ができない被災地の子供たちに向けて「進学卒業おめでとう」と伝えた。心からのおめでとうだった。感受性が強くて根を詰めてしまっているようで、スマステのときから明らかに元気がなくて様子がおかしかったから心配していたけど、少しずつでも元気になるといいな。


力込めすぎて、想い込めすぎていつもよりヘタクソな歌。溢れる想いが強すぎた。でもいつもより伝わってきた。いつもつよぽんに突っ込みいれてる慎吾を、今日はつよぽんが肩に手を置いて支えていた。「花」と「がんばりましょう」は歌うだろうな、と思ってたけど、「どうか届きますように」を歌うとは。SMAPの想いはみんなにきっと届いたよ。涙が出た。もちろんナカゴロ背中合わせとかFAXのパネル叩く木村さんにも大いに楽しませていただきましたが。円陣ダンスが好きすぎて禿げそうになったし。最後の中居さんの「とどきますようにー」のブリっ子もね。むふ。


そういえばBGMがいちいち良くてグッときた。


これからジャニーズでも支援プロジェクトをやることになるそうです。ジャニのことまでスマスマで言うなんて異例のことです。SMAPも参加する。SMAPが本気出してきました。私も自分にできることをやっていきたいと思いました。今私たちにできることを。ありがとうSMAPSMAPがいれば大丈夫。被災地に届きますように。