あまちゃん考その1 私とクドカン


あまちゃんの感想とかをいろいろと


ハマりました。
CDとか本とか買っちゃうぐらいにはハマりますた。
DVD買おうと思う。
親譲りのマーメイドとか能年ちゃんとかアイドル論とかいろんな対比とか小ネタとかいっぱい書きたいことはあるんだけど、まずは私とクドカンについて語ろうと思う。


クドカンの作品で初めて見たのは「木更津キャッツアイ」(2002年、TBS)でした。と並行してIWGP(2001年、TBS)だったかな。再放送で。
普通の恋愛ドラマとか青春ドラマしか見たことがなかったのでビックリしました。こんなめちゃくちゃでいいのか!こんな下ネタばっかでいいのか!!親と見れないよ?!
とか思いながらコソコソ見てたような。たまに母親も面白がって一緒に見てた気がするけど。
その後ぼくの魔法使い(2003年、日本テレビ)、マンハッタンラブストーリー(2003年、TBS)、タイガー&ドラゴン(2005年、TBS)と、学生時代は見てきました。
当時私はまだ10代で、所謂中ニ病って感じで、みんなと一緒はヤダ!けど一緒じゃないと不安……とか悩んでた時期でした。若いね。
そんな時クドカンの作品を見て、人はいろいろなんだなあと思いました。クドカンの作品に出てくる人たちって変わった人が多いけど、周りはそれを含めてその人と付き合ってる感じがするから。木更津だと明らかに変な人なうっちーも様子がおかしいホームレスのオジーもすごく愛されてるんだよね。そして一見マトモに見えるバンビもわけわかんないこだわりがあったりするんだけど、周りはそれを含めて認めてるっていうか。結構デフォルメされてるんだけど、もしかしたらこんな人いるかも!って思える。すごくうらやましい世界だし、自分もそうありたいと思いました。
あ。美礼先生の「普通」も好きだったな。


そんで「あまちゃん」。やっぱり変な人がいっぱい出てきました。過酷な過去を抱えた人も、心に傷を負った人も、いろーんな人がそこにいました。完璧な人間なんていなくて、だからなかなかうまくいかないけど頑張る、変だけど愛すべき人たち。そしてそれぞれが笑顔で生きていました。そんな世界が私は大好きでした。多分「あまちゃん」が愛された理由はそこだと思います。


愛しい人たちにまた会いたいけど、きっとどこかでドタバタ生きてるはず。想像してニヤニヤする、でもあまロスな私なのでした。


ここまで。